Coomaの日記

私が目指すものは以下のとおりである。①リオン式マシンガンハントFXを用い,月収100万円を達成する。将来的には,FXの収益で米国株に長期投資を行い,億万長者を目指す。その過程で,2023年末までに仕事を辞め,トレーダー兼個人投資家に転身する。②自分と同世代か少し下の,美人で穏やかで,信頼できる本命彼女を作る。当ブログは,これらの目標を達成する手段として,モチベーションの維持や,道のりの記録・検証を主目的とするものである。

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書評:千年投資の公理 売られ過ぎの優良企業を買う パット・ドーシー/著 鈴木一之/監訳 井田京子/訳

【新品】【本】千年投資の公理 売られ過ぎの優良企業を買う パット・ドーシー/著 鈴木一之/監訳 井田京子/訳

価格:2,200円
(2021/1/2 10:36時点)
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本書は,バリュー投資家必読の書籍だと思う。

 

私の実践する長期投資(バリュー投資)は,実はとってもシンプルだ。

すなわち,①いいビジネスをしている会社の株を,②適正価格で買う。

これだけだ。

私はBOS(Buffett Online School – My WordPress Blog)というオンラインスクールでウォーレン・バフェット氏の投資手法を学んでいるわけだが*1,結局のところ,いいビジネスとは何か?ということが決定的に重要だと私は考えている。

 

バフェット氏の手法について学べる良書はいくつかあるが,本書は,おそらく,いいビジネスをしている会社とは何かということについて深く掘り下げている唯一の書籍だ。少なくとも,日本語で書かれた類書はないと思う。

 

では,いいビジネスをしている会社とは何か。

本書では,「経済的堀を有する企業」と定義されている。

 経済的堀とは,要するに,ライバル企業と比較して,高い競争力を持つということだ。

経済的な堀に守られることで,同業他社に利益を奪われることなく,安定的に成長できるし,一時的に経営が傾いても,短期間で復活できるというわけだ。

本書では,いったいどんな要素が経済的堀たりえるのか,一見経済的堀がありそうだが実際には経済的堀となっていないといった投資家が判断を誤りがちな場面についての分析,より深い(失われにくい)経済的堀とは何かなど,経済的堀について,深く明晰な記述がなされている。

投資する企業を選別する際,本書で示された基準は大いに役に立つだろう。

 

 お気に入り度:★★★★★

 

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まとめ

書評 - Coomaの日記

 

*1:BOSの詳細については割愛する。いつか別の記事で紹介するかもしれない。