勝てると思えるようになったら危ない。
Twitterでそんなつぶやきを目にした気がする。
確かにそうかもしれない。勝てるなどというのは傲慢だった。勝とうが負けようが,ルールに従って正しいトレードを積み重ねるしかないのだ。
まあ,言わんとしていることは伝わったと思う。やらかした。
下落継続と思い,ショートするも,2回やって2回とも失敗。
さりとてドテンは怖くてできず,撤退。
していればよかったのだが。何を思ったのか,この後またやっている。
やはり,撤退ルールの遵守が最大の課題だ。なぜこれを守れないのか。
もう,20pips負けたらMT4を開かないことにする。次の日に取り返す。
その日はやらない。負けると,まっとうなトレードからどんどん離れていく。
さすがに思い知った。
MT4を見てしまった理由は,でかい指標があったからだ。
ものすごく上がった。
というわけで,戻りを狙ったのだが,失敗。
伸ばそうとして,増玉して利益を吹っ飛ばした上に損切という最悪の展開。
伸ばせるかどうかという見立てが悪い。増玉した場合に全戻しをくらったら強制決済という意識が薄い。これでは利益より損切が大きくなるはずだ。勝てないわけだ。
指標に関しては,下がるかどうかなんか誰にも分からないわけで,逆張りをやるにしても速攻で逃げることを考えるべきだったのだ。伸びたのなら,無視を決め込むか,1時間足ミドルを下抜け戻りが超えてこないとかで入り直すというのが正しいトレードだろう。
この辺はすぐに修正できると思う。何が悪いかはすぐに指摘できる。
増玉の失敗は,この日に限ったところではない。ストップに引っかかってプラマイゼロで決済されたあと,思惑方向に伸びるという経験を何度もしたために,切るということができなくなっている。ここは,改めて方針を決めることにした。増玉して戻されたら絶対に決済する。プラマイゼロでも微損でもいいので,一旦切る。大負けするのが一番馬鹿らしい。
1回目のトレードは,ミドル下抜けに飛びついて,逆に行かれて失敗。
では上への勢いが強うかろうとドテンすれば,逆に下に行く。もうだめだと損切すると,直後に上げて,切っていなければトントン以上で逃げられていた。
もう,最悪としか言いようがない。
まず,エントリーが悪かった。
数週間前の,16時台で急激に動く流れに固執していた。
動意がはっきりするまでは待たなければならない。欧州時間開始時,どちらに行くか分からない狭いレンジの時は,どちらかをブレイクしてから入ればいい。あとは,方向が長期足と一致していれば伸ばそうということになるし,そうでないなら浅い利食いで満足することになる。簡単な話だ。とっくにわかっている。そんなことは。改めて意識したい。
2回めは,中途半端だった。
上がると信じていたなら強気でナンピンしていればよかったし,自信が持てないなら,含み益が消えた時点でトントンでも微損でもとにかく素早く撤退しなければいけなかった。今回は後者を選ぶべきところだったろう。75SMAが,損益分岐点のちょっと下にあり,そこまではと思ってしまい,いざ75SMAを下回ってみると,損切額が大きくて損切をしり込みした。さっきまで含み益だったのに,なんで損切を抱えているのかと。この心理は自分でも意外だった。こんなに損切に抵抗を感じるとは。この状況になると,私はもう正しい判断ができないようだから,そうなる前に切ることを徹底したい。
増玉したら,含み益が消えた時点で一秒でも早く切ることにする。さっきも同趣旨のことを書いたが。これは徹底する。絶対に繰り返さない。
さて,連勝が続いたためか,傲慢になっていた。
相場はそんな簡単なものではない。都合よく伸びてくれるとは限らない。
ひたすら伸ばそうとするトレードが正しいとは思えない。
改めて,相場環境に応じたトレードを心がけたい。
証拠金が半分になってしまったが,まだ挽回の目はあろうと思う。
伸びる相場を見極めて,強気にピラミッディングしていきたい。
そして,伸びないときはさっさと撤退することを徹底したい。
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次回
まとめ