ひどい日だった。
最悪というのは言い過ぎかもしれないが,とにかく大きな後悔が残った。
200pipsもの含み益をかかえ,楽勝だと思っていたら,最終的には300pips以上の損切で終わった。
こんなことがあっていいのか。
トレードが下手すぎる。
PPブレイクでロング。
キリのいい時間で利確。
これは問題ないトレード。
前日の反省を活かし,浅い利確をこころがけた。
額面では目標額に達していないのでもう一回。
これも別に悪くない。
5分足ミドルを下抜けたのでショート。
しかし,75SMAで反発し,ダブルボトムを形成。
損切。
これも結果はともかく,内容は悪くない。
ポンドが弱く,円が強いようだった。
通貨の相関は完全にポンド円のショート。
21時のニューヨーク時間開始とともに大きな陰線が出現したところでショート。
正直,これは負けないと思っていた。
事実,この後大きく下がった。
ピボットを入れてみて,S2まで持とうと思った。
実にひどい。
22時半に急に流れが変わり,一気に上に行かれた。
なぜ逃げられなかったのか。
トントン以上で終わるチャンスはいくらでもあった。
そもそも22時半のキリのいい時間で切ることができていれば爆益で終われていた。
それを逃してしまっても,戻り切る前に切ることはできたはずだ。
なぜか,下がるはずだと思ってしまっていた。
伸ばそうとすることはいい。条件がそろっていたから。
しかし,下落終了のサインを見逃したのは決定的にまずい。
見たくないものを見ないようにしていたとでもいうのか。
あとから振り返ると,かなりはっきりと下落終了のサインは出ていたのだ。
実体のほとんどない十字のローソク足。
これが現れたのは22時半を少し過ぎたあたり。つまり,流れが変わりやすいキリのいい時間帯。
現れた場所は,ピボットのS1まであとたったの3pipsというところ。つまりは,ピボットに反応して止まっている可能性がある場所だ。
これだけ警戒すべき要素がそろっていたにもかかわらず,まだ伸びるはずだと,なぜ思えたのか。一旦生じた含み益が減った時,冷静にチャートを見れなくなるようだ。
1時間足ミドル付近まで戻った際,大量にナンピンしているのだが,そのおかげでプラスで終われる最後のチャンスを得た。
しかし,それすらも見逃した。失った含み益に拘泥した結果,最後のチャンスは霧消し,残ったのは最大級の損失のみ。さながら縋り付いた蜘蛛の糸が切れたカンダタのごとく,奈落へ。
ドテンし,ロングを試みるも,わずかに残った冷静な部分が危ないと告げた。これは,乱射じゃないのか。ドテンした玉も確かに含み益にはなったが,持ち続けることはせず,終わりにした。
最後の最後,踏みとどまった。
取り返すのではなく,いいトレードを積み重ねる。
失ったものは,いつか結果的に取り戻せている。切り替えて,来週からまた頑張るしかないのだ。
なんだか,いつになく感情が入ってしまったが,エントリーは間違っていなかったし,伸ばすのも間違っていなかった。問題は,どこまで伸びるのか,どこから反発するのかということを完全に見誤ったこと。
これまでの経験上,あれだけの含み益を得ながら,完全に含み損になることなどそうはなかった。大体は,戻されても,トレンドは継続で,持ち続けていれば結局さらに伸びるということが大半だっだ。
そういう先入観が判断を誤らせた。
伸ばすときは,相場のサインを見逃さないこと。流れが変わる可能性がある場所じゃないか常に警戒すること。この2点をしばらく意識してトレードしたい。
もちろん,多くの場合は伸びないから,通常時は浅めの利確を心がける。
いいかげん,大負けはこれで最後にしたい。
最後にできると思う。
今はもう焦ってないから。
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