欲をかいた。
トレードとは事程左様に厳しいものなのか。
楽勝モードから一転,地獄絵図。
4時間足の水平線下抜けから,その下の5分足の水平線まで。
十分な獲得pips。
ここでやめてしまって全然いい。
しかし,あまりにあっさり勝ってしまったので,ロットを落としてもう一回やることにした。
このV字はなんだろうか。
どこからどうみても楽勝だったのだ。
一回目のトレード後,4時間足の水平線への戻りで,ゾーンエントリー。
その後,5分足水平線下抜けなどで増玉。
その下には抵抗線などない。
キリ番まで当然行くものと思った。
しかし,決定的な見落としがあった。
時刻が21時半を回っていたのだ。
指標があった。
トレード前に必ず指標をチェックしている。
知っていた。ここで指標があることは。
しかし,この前のユーロのでかい指標で大きな変化がなかったため21時半の指標は完全に無視していた。
甘かった。
楽勝だっただけに,下がるはずだと思い込んだ。
逃げ場はあった。ロットが低いから,1回目のトレード益を少し残して終わることは簡単だった。
だが,逃げられなかった。
その結果が,ご覧のとおりである。
見事なドカン負け。
リオン式にあるまじき失敗だ。
この失敗から学ぶことは2つ。
①指標があるときは,利確目標に到達する前でも逃げる。
②勝っていた時でも,旗色が悪くなった時は失敗を認めて逃げる。
これは繰り返してはいけない負け方だ。